アコムで一括返済する方法!押さえておきたい3つのポイント

アコムなど消費者金融でお金を借りた場合、普通は決められた金額を、毎月決まった日に返済することになっています。これはあくまでも返さなくてはいけない最低の金額なので、これ以下ではいけませんが、これ以上の金額を返済することについては、全く自由にして構わないんですよ。もしもお金に余裕ができたのであれば、早く返してしまった方が利息の総額も安くて済みますね。

お金を借りる場合、今すぐ必要になって借りる人が多いのですが、例えば週末にどうしても必要になったとしても、週明けにはお金が入る予定がある場合だってあるでしょう。こんな時には、数日で全額を返済してしまうこともできますよね。もうこれ一度しか利用しないというは、申込から借入、そして返済から解約までが、非常に短期間のこともあるかもしれません。また、一定期間アコムを利用していたけれど、まとまったお金が手に入ったり、また結婚などを機会に一括返済と解約を考える人もいるでしょう。

しかし、一括返済には幾つかの押さえておきたいポイントがあります。まず、アコムなどの消費者金融でお金を借りた場合、例え借入期間が数日であったとしても、日割りで利息がかかってきます。例えば1万円を借りた場合、2日間では10円足らずですが、これを一括で返済するとしたら、総額は1万10円ということになります。実はこの端数が問題で、コンビニのATMでは硬貨の取り扱いができません。そのため、提携ATMを使う場合は、完済ができないのです。

このような端数は、無利息残高として、このまま放置しておいても構わないことになっています。利息もつかず、支払い期限もないので、次回の利用まで置いておけるのです。ただし、これでは完済という扱いにはなりませんので、次回の利用の予定もなく、解約したい場合には、この無利息残高が問題となってきます。これをすっかり完済してしまうには、硬貨の利用ができるような提携銀行の店舗ATMを使うか、アコムの店舗窓口を使うしかありません。どちらも近くにない場合は、電話で問い合わせて、他の手段をアドバイスしてもらうという方法もあります。完済から解約まで持って行く場合は、必ず電話連絡が必要になるので、この時に一緒に聞いておくといいですね。

このようにして一括返済して完済できたら、ようやく解約の手続きをとることになります。完済したからといって、自動的に解約ということにはなりませんよ。契約はまだ残っていて、またいつでも借りることができる状態のままなのです。それでも構わない人はいいのですが、例えば住宅ローンや車のローンを借りる予定があって、その審査が心配な人にとっては、せっかく完済しても解約まで済ませていないと意味がありません。もしもこれらのローン審査で信用情報をチェックされた時に、借入金額がゼロだったとしても、まだ借入可能な状態では心配が残ってしまいます。

そのため、完済だけでなく、解約はどうしても必要な手続きになるのです。そのためには、電話などでアコムに連絡をとり解約を申し出て、契約書を返還してもらわないといけません。完済してカードを自分で処分すればそれで済むと思っている方もいますが、この契約書がアコム側にある間は契約は続いていますので注意が必要ですよ。手元にあるカードは、解約後、送り返さねばならない場合もありますので、勝手に処分しないようにしましょう。

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