使うならば知っておきたい!消費者金融で陥りやすい罠ってなに!?

どうしてもお金が必要になった時に、消費者金融で借りることを選ぶ人は少なくありません。審査が早く、すぐにお金を貸してもらえるという点や、コンビニなどで気軽に利用できることもその人気の理由のようです。また最初にお金を借りたいと思いついたときに、すぐインターネットから手続きできるというのも、キャッシングの大きな長所ですよね。でも、その手軽さや便利さこそが、利用する人が陥りやすい罠になっている場合もあるんですよ。

といっても、利用した人全てが、この罠に陥るという訳ではありません。多くの人は、消費者金融を問題なく利用しています。そうでなければ、これだけ多くの金融会社や銀行がカードローンを商品にしているはずがありませんよね。生活費に困って毎月のようにお金を借りる人も、またレジャーや趣味のために一時的にお小遣いを借りる人も、殆どの人達はきちんと返済して利用を続けています。しかし、こういう人達であっても、罠に陥らない可能性が絶対にないとは言い切れないのです。

というのも、お金を使うという行為は、どの人にとってもある程度は感覚的なものだからです。例えば、これは女性に多く見られることですが、むしゃくしゃした時にパッと買物をしてスッキリすることってありませんか?また、長い間節約生活を強いられていると、どんな人でもイライラしてきて、気持ちまで萎縮してしまいますよね。このように、お金と感情は実は切っても切れない関係なのです。つまり、どんなに金銭面でしっかりした人であっても、100%理性的にお金の利用をコントロールできるものではありません。

キャッシングの便利さは、限度額内であれば、繰り返し借入ができるという点にもあります。それもカードを使ってATMから自由に出金できるというのが最大の特徴です。これはつまり、自分の銀行口座からお金を引き出しているのと全く変わらない使用感なんです。借入方法によっては、実際に自分の銀行口座に振り込んでもらうタイプもありますが、この場合、それに先立って振込を依頼するという手続きが入りますので、その分借入を自覚する機会があります。その点ではむしろ、キャッシング専用カードを利用する一般的な借入方法の方が、借入を意識せずに済んでしまう可能性があると言えるのです。

このように自分の口座から自分のお金を引き出すように借入を繰り返していると、その限度額までが自分のお金であると勘違いするようになってきます。例えばその人の年収が400万円で借入限度額が50万円だとすると、その人は450万円年収があるという感覚になってしまうのです。すると、400万円しか収入がないのに450万円の収入がある感覚でお金を使いますから、その結果、返済分の50万円と利息分の捻出はどうしても難しくなってきますね。

これが、消費者金融を利用する人が陥りやすい罠なのです。理屈では非常に簡単なことなのですが、感覚的な問題だけに、頭でわかっていても陥ってしまうのが難しい所だと言えますね。こうならない為には、自分の借入については、しっかりと意識に刻んでおくということしかありません。特に、繰り返し借入れることで、自分で借入状況が把握できなくなってくることは非常に危険です。そのため、自分で一定の借入額や借入日を決めておくなど、自己管理しやすい工夫も必要でしょう。ピンチの時には心強い味方になってくれるキャッシングですから、使う側もくれぐれも上手に利用したいものですね。

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