ご注意!銀行カードローンと銀行系カードローンは違いますよ!

あなたが、カードローンをひとつ契約しようと思ったとしましょう。さて、どんなものがあるのかインターネットで調べてみようと思い、さっそく検索をかけてみると、出るわ出るわ・・・余りに沢山あって、きっと迷ってしまわれるのではないでしょうか。さらにその際には、消費者金融と銀行の区別がつきにくくなっていることにも、同時に気づかれるのではないかと思います。

特によく出て来る呼び名として、銀行カードローンと、銀行系カードローンという言い方がありますが、これでは紛らわしくてしかたありませんね。たったの一字違いなんですが、実は大きく違っているんですよ。銀行カードローンは「銀行」の商品ですが、銀行系カードローンは「消費者金融」の商品なのです。後者は、実は「銀行系消費者金融のカードローン」という意味なんですね。

そして実際にそのサイトを見に行かれた場合も、戸惑ってしまうかもしれませんよ。というのも、銀行系消費者金融のサイトへ行ってみると、あちこちに銀行の名前を見つけることができるからです。銀行名のついたグループを名乗っていたり、ATMが利用できる提携銀行として銀行名が上がっています。このような消費者金融で、振り込み口座を利用する場合も、振込手数料が0円になるのは、このような系列銀行の口座なんですよ。そのため、賢く利用するのであれば、系列銀行のこともよく知っておく必要がありますね。

また、銀行カードローンのサイトを訪れても、やっぱり同じように混乱してしまうかもしれません。というのも、説明をよく読んでみると、保証会社に消費者金融の会社名が入っているからなんです。このように、銀行のカードローンの保証業務を、消費者金融が請け負っていることはどの銀行にも見られることですので、注意深い方はよくご存知かと思います。銀行のカードローンには必ず保証会社が入りますから、そこで銀行だと見分けることもできますよ。

しかしこれでは、どこからどこまでが銀行で消費者金融なのか、初めて見る人にとっては区別がつかないでしょうね。インターネットでは、必ずしもトップページから入るとは限りませんから、ページからページに飛んでいるうちに、本当に混乱してしまうかもしれません。しかし実際のところ、利用する上ではさほど違いが無いというのも事実なんですよ。安心と便利さを併せ持って、利用する側にとっては非常に嬉しい「混乱」だとも言えるんです。

ただし、「私はどうしても銀行じゃなきゃ困る」というこだわりのある方は、しっかり銀行のカードローンを見分ける必要がありますね。また、消費者金融では借入限度が年収の三分の一までという規制があって、銀行にはそれがないという大きな違いも存在します。このようなことは、複数の借入をする場合はどうしても抑えておきたい点ですが、少なくとも初めてカードローンを利用する人にとっては、困るような大きな違いはないと言っていいでしょう。

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